僕は35年間毎日を一緒に過ごしてきた、親友を昨日失った。
僕はもうすぐ41才。人生のほとんどを毎日一緒に暮らしていた親友が居た。
あまり、人前には出たがらないあいつを僕はみんなに紹介した事もなかった、、、。
そんなあいつとの別れは、あまりにも突然やって来た。
その瞬間は、切なくもあり、悲しくもあり、そしてなぜだかホッとした。
『これで、あいつが苦しむ事が無くなったって事だよな、、、。』
前日の夜中の4時頃、俺は叩き起こされるように飛び起きた。
『な、なんだ!?どうしたんだ!?』
親友は血を大量に流していた。
実話である。
『ど、どうしたんだ!?』
親友は言葉を喋れない、、、。
僕は、その姿を見た瞬間、
『これで最後の別れになるんじゃないのか?』
と直感し、昔からの親友との想い出が走馬灯のように頭をよぎった、、、。
『あんな事もあったよなぁ、、、確か、とてつもなく頑丈で丈夫な相手が来ても、
俺はあいつのお陰で、数々の修羅場をくぐり抜ける事ができたっけ、、、。』
『でもさぁ、強情な所もあって、俺があいつを毎日風呂上がりにブラシを使って綺麗にしてやろうとしても、
なかなか触らせてくれなかったっけ、、、。本当に強情だったよな、、、。』
『そうそう、あんな事もあったよなぁ、、、大人たちに紹介してお前を見せると、
眉間にシワを寄せて口を揃えたように全員がこう言ったっけ、、、
「こいつはダメだ。早いうちに排除した方が、あなたのためですよ。必ず君を苦しめるよ。」
って、お前が聞いてる目の前で、お前の事を全員が悪く言ったよな、、、。
『大人なんて分かっちゃいない!!』って心でいつも僕はそう思ってた。
僕はそのつど大人たちにこう言って拒み続けたよな。
「もう少し、、、もう少しだけ様子を見ていて欲しいんです!、、、良くなる事もあるんでしょ?、、、こいつが良くなる望みもあるはずですよね!?」
お前を見せながら僕はそう言ったよな、、、。
でも、大人たちは何も言わず、ただただ首を横に振って、
「知りませんよ、あなたの人生に影響を及ばせる事になりかねませんよ、そうなる前に、、、。」
って言いたげだったよな、、、。』
でも、お前は、大人たちが言うように、たまに悪さをしでかして、僕を苦しめたよな。
「頼む!頼むからそんなに暴れるなよ!!、、、頼むから大人しくしていてくれ!頼むから!!」
そう言って、僕までのたうち回りながら薬を投与してもらってお前を沈めてもらった事もあったよな何度も、、、。
僕も苦しかったんだよ、、、。
それも、もう終わりでいいか?
もう、僕にはお前をかばいきれないぞ、、、、、、、
『親知らず。』しかも虫歯の。
下の右の奥のやつ。
『痛いんだよ!!もう、抜くぞ!、、、絶対抜いてもらう!!』
僕は誓った。
今までは恐くて逃げてばかりいたけど、もう限界!!
そして昨年のある日の事。
『はるおか歯科』に行き、抜いてもらった、、、。
「ヒロシさんが、知り合いじゃなかったら断ってますよ。」
と言われるほど、根が深くて抜きにくい親知らずだった。
途中、抜いている時
「ヒロシさん、右側に首を傾けて下さい」
と、言われて首を傾けると、、、、、
「それ、左です。」
と、言われるくらい、恐くて恐くてテンパって右も左も分からなくなってた可愛らしさの残る40歳の僕♡
尾張旭市にある、はるおか歯科に皆さんも是非、ご家族やご近所さんをお誘いして行ってみて下さい。
「大人数は困ります。うちは娯楽施設じゃありません。」
と言われるでしょう。
終わり
今日もクリックしてくれるんですよね?信じてますよ僕はあなたを、、、
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