
5才の娘、ひなたに会った。
月に一度だけ実家に泊まりにくる。
親の勝手な都合で『父親の居ない子』にしてしまったのだ。
離婚する時に、ひなたがまだ何も認識していない生後6ヶ月くらいの時に決断した。
結婚生活が続かない事は早い段階で判断できたので、この決断こそが俺にできるひなたへの、せめてもの愛情だった、、、。勝手な決断だ。
先月は、ひなたと遊ぶ事なく、大人げなく喧嘩別れして俺は家に帰ってしまっていた。「外で遊ぼ。」という俺の提案を「嫌」の一言で片付けられた事がその発端だった。
喧嘩を見ていた俺の母親が言った。
「二人とも頑固同士だもん。そりゃダメだわねぇ、、、笑。どっちも引かんわね、、、。」
1ヶ月ぶりに会うひなたは、最初その時の事を覚えていて、“フン!”と怒っていた。『もう、こいつは女だな、、、苦笑』
そして、俺は『今日はどうやって言いくるめて外へと連れ出すかな、、、』と考えていた。1ヶ月に1度しか会えない俺の役目は、ひなたを外へと連れ出して冒険させる事。これをずっとやり続けているのだ。
男の子でもできないような、ちょっと危険なアドベンチャーを体験させる。絶壁の山に登らせたり、高い所を歩かせたり、、、。
強くなって行く姿を見て安心したいのだ。父親が居ない家庭では、弱い女ではやって行けないのではないか、というのが俺の考えだ。
まんまと、あっさり外におびき出す事に成功すると、いつもの冒険が始まった。目を輝かせ、「パパ!次は!?」といつも通り楽しんでいる様子だ。
そんな時、ふと思った、、、。
古代エジプトでは、死者が天国の扉の前で神様から二つの質問をされて、その質問の答えで天国の扉が開かれるかどうか決まる、と信じられていたそうだ。
俺はこの事を思い出した、、、。一つ目の質問は、「自分の人生で喜びを見い出せたか?」二つ目の質問が、「他人の人生に喜びを、もたらす事はできたか?」
俺は、他人の人生に喜びをもたらす事が出来ているだろうか、、、。
俺はひなたを呼んだ。
「ひなた、、、こっち来て。」
「なぁにパパ」
素直に従うひなた。
俺は、ひなたを抱き寄せて、、、、、
思い切り、くすぐった。
、、、、、、、大笑いして喜んだ。
これで他人の人生に喜びをもたらす事ができた。
「ギャァ〜〜〜〜〜〜〜〜パパ、、パパ、、、ギャハハハ〜〜〜!や、やめてパパ、、、、」
と、大喜びした。
あとは、自分の人生に喜びを、、、、だ。
よし!
あとは、おっぱいパブデビューを決めるだけだ!
そう決心した1日になった。
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