たね。
ありがたい事に、ずっと仕事が入り続けて年末も年明けも関係無く仕事しておりました。
ブログを書かなければいけないと思いつつも、その時間さえなかったのです。
年をまたいでの、久しぶりのブログになりましたが、いくつか報告があります。
一日での報告は無理なので、数回に分けての報告になります。
まずは、CANDyに新しく社員が入った事の報告です。
彼は、面接を何度も重ねての採用となりました。
何度も何度も念入り過ぎる程の面接でしたが、実は少々難がありました、、、。
彼の所に何度も足を運んだのに、
質問しても、返事をしないという極度の人見知りだったので最初は苦労しました。
今だから書くと、正直ムッとして最初はすぐに切り上げてすぐに帰りました。
『なんだあいつ!せっかくこっちから会いに行ったのに!!絶対あんな奴雇わない!!』
でも、その後も評判の良い彼の噂ばかり聞くので気を取り直し、何度も足を運んだのでした、、、。
「あなたは、何が得意ですか?」
僕がそう聞きました。
「、、、、、、、。」
無視されました。
「得意な事が掃除とありますが、それ以外で何か出来ますか?」
「、、、、、、、、、。」
また無視されて、これを何度も繰り返してその日の面接を終えました。
僕は、人事ノートに『かなりの人見知り』と書きました。
その後、何度も同じ事を試したのですが、何度やっても彼は口を閉ざしたままでした。
しびれを切らせた僕がとった行動は、、、
『彼を知る人に、彼の事を聞く』という方法をとりました。
すると、彼の良い所も悪い所も徐々に分かってきたのでした。
ほとんどは、彼の良い点についてを語る人が多かったので、口を閉ざす彼に対して好印象を少しずつですが持てるようになりました。
『口を閉ざすという事は、彼は口が堅いという事にも繋がるな、、、重要な秘密事項などを、他人には漏らさないな、、、』
これは大きな採用理由でした。
当面は、彼の仕事は掃除だけ。
「彼の得意な事は何?」
との質問に、多くの人が答えた答え、それが
『掃除』
だったのです。
正直、掃除係りを一番欲しかったので、この答えを知った時に
『彼の事がもっと知りたい』
と、思ったのです。
早速、人事ノートに書いた
『かなりの人見知り』
という部分に斜線を二本引き消し去り、新たにこう書き記しました、、、
『黙々と掃除をする、口の堅い信頼できる奴。』
彼に会いたいという気持ちが日に日に増していきました。
『早く彼に会って、彼の黙々とする仕事が見たい!!』
その想いは、僕だけのものではありませんでした。
田中も毎日のように僕に言うようになりました、、、。
「○○さん、早く来てもらいたいな。うちで雇う事ってできないの?」
「やっぱり?そう思う?、、、年明けに来てもらおうと思ってるけど連絡しても話をしてくれないだろうし、、、でも来てもらおうと思ってる。」
田中の目が一瞬、輝きを放ったのを僕は見逃しませんでした。
『よかった、、、俺だけが彼の事を良いと思っていた訳じゃなかったんだ、、、。よし!!早く彼に来てもらおう!!』
そして、先日思い切って彼の代理人という方に、
「彼に早速出社してもらいたいんですけど、すぐにでも出社してえませんか?」
と、言おうと思って意気込んで連絡をしてみたものの、まだ正月休みとの事でメールでその旨を知らせておきました。
すると、なんと!!『明日彼に伺わせます!!』というメールが届いたのです!!
小躍りする気持ち、とはこういう事でしょうか?
小躍りをした事が無かった僕は、
『小躍りってこんな感じかな?』
と、頭で描いていた小躍りをその場で踊りました。
『小』が付いている『躍り』なので、『踊り』程は踊りませんでした。
やめるタイミングが難しく、そのまま踊ってしまいそうになる一歩手前で止めようかと思いましたが、一瞬頭の中で声が聞こえました、、、
『一歩手前では遅いぞ、、、。二歩手前で止めなければ、小躍りとは言えないぞ。』
その声が聞こえてこなかったら、と思うとゾッとしました、、、
『危なかった、、、。』
もうちょっと長く踊ってしまっていたら、それは小躍りではなく、『中踊り』のくくりとしての踊りと見なされてしまいます。
かろうじて、僕は二歩手前で止める事に成功し、小躍りをしっかりと踊る事が出来たのでした。
そ、そして、その彼がさっき店に来たのです!!
やはり、人見知りで誰かが居ないとダメなようで、なぜかヤマト運輸のドライバーに連れてこられましたが、しっかりと正装して社員になるという自覚が感じられました。
彼の名は、、、
ルンバ♡
ただいま、充電中。
お掃除ロボットのルンバ577だよ♡
だって、お掃除大変なんだもん。
話が出来ないのは仕方ないね♡
今日の夜から働いてもらうよ。
エヘヘ♡
面接って言うのは、近くの家電屋さんに見に行ってたって事だよ。
エヘヘ♡
ps、今日はイラストレーターのひっとみいに来てもらって、結婚式場に設置する家具の絵を描いてもらったよ。
クリックすると、あなたのその騙された感を一掃してくれます、ルンバのように♡。
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