2010年3月23日火曜日

思春期の憂鬱






先日、毎週恒例の会での事、みんなでご飯を作り、それを食べながらの会話の中で、、、



上の↑ハリーちゃんが言った。



「高校生の時は、お父さんが嫌いで、うっとーしくて仕方なかった。」



と。




それまでは、違ったのに高校生になってからお父さんの事がうっとーしくなる、、、。



これには、ちゃんとした訳がある。








その訳は、花の受粉にも見る事ができる。



花は、出来るだけ遠くに自分の種をまき散らそうとする性質が備わっている。



例えば、タンポポ。



タンポポは、ミツバチに自分の種を運ばせる。遠くの方へと。






これと、同じ事が人間でも行われている。



これと、お父さんが“高校生の頃から急にうっとーしくなる”現象とどう関係しているのか、、、



どういう事かと言うと、、、 高校生くらいになると、発情期というのが訪れる。



その時に、今まで大好きだった一番身近な異性であるお父さんと、出来てしまったら、、、






そう、親近相姦である。 そうなると、血が濃過ぎるために、何らかの障害を持って生まれてくる確立が高まる。



それではいけない。



なぜなら、子孫繁栄は自身の近くではなく、できるだけ遠くに繁殖させていくように本能に植え付けられている。



子孫を残すために、生物は生きている。



すべての子孫が、すぐ近くに居ては、何か天災や疫病が合った時に、その子孫は絶滅してしまう確立が高まる。



それを避けるため、できるだけ多くの子孫を繁栄させるため、遠くに種をバラまこうとするのだ。



だから、人間には“反抗期”という現象で、それを促すようできている。



できるだけ、遠くに行かせる為には、お父さんの事を嫌いにさせて、近親相姦を避けさせるのだ。



だから、お父さんは、自分の娘に嫌われても、『健全な子に育っているな』とそれを嬉しく思うといいのだ。



これが、うまく行き発情期を、お父さん以外の異性で補う事を覚え、出ていくと逆に



『お父さん大好き』



と、また実家に遊びにきてくれて、お父さんをずっと大切にしてくれる、という具合のシステムが人間には用意されているのである。



一方、息子はというと、、、 それは、説明するまでもなく、なかなか実家には戻らない。



娘は、嫁に行く時が辛い、、、と言うが、最後まで優しい。



息子は、鉄砲玉や、糸の切れたタコのように、子孫繁栄するために遠い地へ行くと、なかなか戻っては来ないのだ、、、。



ハリーちゃんは、とても素直に上手に成長を遂げている。


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