昨日の事だ。俺が近所の本屋さんで、男たるものの美学を勉強するための、何か良い本がないだろうか?
と、本を立ち読みしていたときの事だ。
俺が『男たるもの』の読むべき本を見ながら、
『お、、、エロいなコレ、、、』
と、色んな意味で立ち読みしていたその時だ。
俺のすぐ横に、ひとりの男が立って、俺の目の前の本を物色し始めた。
『なんなんだ、こいつは!?、、、人には不快に思う距離ってもんがあるだろうが!?、、、お前知らんのか!?』
と、腹がたったので譲る事無く俺はその場を微動だにしなかった。
俺は男の中の男。
ビビリはしない。
それでも、その男は何も気付かない様子で、まだ俺の前の辺りにある本だけを、探っているのだ。
『、、、おい、おい、お前、と。』
俺は思った。
『あのなぁ、普通、ちょっと遠慮して、もう少しあとから探そうとかって思うのが普通だろ?、、、大人げないヤツだ!』
と、思いながらも俺は男、微動だにしない。
すると、今度はその男が、俺の前の本を床に落とした。
俺は男。身動き一つしない、、、まさに男の中の男。
すると、どうするかなぁ?と見ていたら、本を拾わない!!
『な!、、、なんたる事か!?われ!コラ!!』
俺は堪えたね。まさに男の中の男。
俺は、女性店員さんがチラチラこちらを見ているのに気付いた。
『フフフ、、、また今日も一人の女を虜にしてしまったようだな、、、。』
俺は、大人の男。言ってみれば、大人の男の中の男って事だ。
いくら男同士の争いだからといって、ここまで意固地になるのも、大人の男の中の男がすたる。
ここは、ひとつ俺が引いてやるか、、、。
俺は、その男にそこを譲ってやろうとしたその時だった、、、、、
「こら、裕君、そんな所に居たのぉ〜?ダメでしょ。」
と、一人の女性が俺に向かって
「すいません。」
と頭を下げた。
俺は言った。
「あ、いえいえ、とんでもないです。」
その男、
2才くらいの男の子だった、、、。
まだまだ若いヤツには負けないぜ。
俺は大人の男の中の男。
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