2011年3月26日土曜日

一匹の蚊が与える影響


先日、“目から鱗”に気づかせてくれた出来事があった。









東京のスーパーで買い占めが問題になっているというニュースを見ていた時の事だった。









一人の17歳くらいの金髪の不良っぽい少年がインタビューを受けていた。








「いい歳の大人が、こんな時に買い占めするなんて残念です。僕たち東京はまだまだ普通に生活出来ているんだから、一人一人が少し我慢するだけで、被災地の人達に食物が行き渡ると思う。」








と、見た目とのアンバランスな予想外の答えが返って来たので思わず手を止めて見てしまった。








その少年は、さらに続けた。








「自衛隊基地に物資を持っていけば、被災地に届けてくれると聞いたので僕も買いに来たんです。」








と、カメラがその少年の持っていた買い物かごにアングルを替えた。









すると、500のペットボトルが3本と、お菓子とカップ麺が少々入っているだけの買い物カゴが映し出された、、、








それを見た僕は、









『少な!、、、たったこれだけか。』









と、一瞬思った。、、、とっさに、そう思ってしまった。









でも、すぐに頭の中で視点が切り替わった。









『これだ、、、。これが今必要な事だ!!』








一人一人が、たったこれだけの事をするだけで、どれだけ多くの被災地の人が救われるんだろう、、、という事に気づかせてくれた。








たったこれだけしか無い、と思って寄付するのをためらってしまう事って無いだろうか?








でも、考えてみれば、これがなんと愚かで思い込みに偏った考えだという事がすぐに分かる。









『お腹が空いた。』と思った時の事を考えてみると、答えがすぐに見つかる。









ペットボトル1本と、カップ麺とお菓子が一袋もあれば、半日は十分にしのげるはずだ、という事を容易に想像がつく。








この少年は、そういう簡単な事をしっかりと理解できている素晴らしいものの見方をしていると思うと我に返る。







数百人、数千人、数万人の当面の食事を支援するなんて個人には到底無理な話だ。








だったら、一人一人が、ある被災地の、ある家族の、ある一人分の、ある時間帯だけだけの、たった1回分の食べ物を支援する、という役割を担当するつもりなら、何も難しく考える必要なんて無い。







もし、僕が総理大臣だったらこうする、、、








被災地にある避難所の数をすべて公表し、規模の大きさでエリア分けをして、担当制にする。








例えばこうだ。








1000人単位で生活している避難所には、財力のある企業やタレントを担当にして、その人達が義援金を募って、避難者たちを期間限定で支援していく。








その避難所以外の事は何も考えず、一点集中で担当するのだ。








例えば、1000人が避難している仙台のどこかの小学校だったら、倖田來未ちゃんと浜崎あゆみちゃんが担当して、そのファンたちから集まった義援金をその避難所にだけ集中的に支援し続ける。







他にも、矢沢永吉やミスチルやユーミン、福山雅治などのアーチストやタレントが、それぞれの担当避難所を受け持ち、そのファンたちから義援金や支援物資を責任を持って集めて配って行く。







そうすれば、どこでどう使われるのか分からないという不信や不透明感も消えて、見える化に繋がっていく。








規模が小さければ、一個人の人達をひとつのグループにして担当していく。期間限定で、だ。








自立を促しながらでないと、どちらもモチベーションが上がって行かないだろうから期間限定で支援する。








そこで学ぶ事も多いはずだ。







支援する側の家族に子供が居れば、母性やボランティア精神、優しさ、慈悲、愛、などを学ぶ事もできるはずだ。








支援される側の家族に子供が居れば、感謝、物のありがたみ、繋がり、愛、恩返し、などを学ぶ事ができるかもしれない。







学校や社会で学んで行く事よりも早い段階で道徳心を学ぶ可能性がある。






たった一人では無力で、何も出来ないと思っているのなら、一匹の蚊をはなって一晩寝るとよく分かる。







1匹の蚊に、どれだけ悩まされるか。








我々は蚊ではなく人間だ。








生物界で一番優れた頭脳を持ち、理性や知恵があるのだ。










微力かもしれないが無力ではないのだ。









少ししか無いから支援できないなんて、思っては今後数年間はかかる復興はより困難になってしまうだろう。









政治家たちは、温室育ちのおぼっちゃまばかりの集団だ。









問題は現場で起こっているのだ。理屈ばかりではダメだ。








かなりの数のヘリコプター所有国のはずなのに、なぜヘリコプターで物資を一気に運ばないのかが最初から疑問に思ってならない。








さっきの話なら、担当の避難所に2機か3機くらいずつのヘリコプターを割り当ててもまだまだ余るはずなのに、、、。









しかし残念な事に、我々が選んでしまった政治家を今責めても仕方ない。








一人一人が、少しだけの事を数年間は続けられるような事をしていかなければ、風化してしまい、テレビで別の事件や話題の露出が増えると間違い無く忘れ去られてしまう。









僕たちも、歩幅は狭いけど、できる事をしていこうという話になりました。









このステッカーを、1枚500円で販売し、すべての金額を日本赤十字社に全額寄付するというものです。






友達からの呼びかけに、即一緒にやる事にしました。




こちらです。↓










1枚¥500


230枚分の出力代¥5000を引いた全売り上げ¥110000を完売後日本赤十字社に寄付することを約束いたします。

支援団体なども数々ありますが。義援金から手数料を引かれてしまうなど条件が異なるので、私達の判断で全ての金額を寄付できる日本赤十字社に決めました。完売後にまた230枚製作し寄付とゆうかたちで長期的に寄付できる事を目標に頑張っていきたいと思います!!今現在の協力店は


ハイアーズサーフ(瀬戸)

http://ameblo.jp/highers/entry-10838218387.html




GREED PRODUCTION (名古屋)

http://ameblo.jp/gpgp-gpgp/entry-10844342668.html



CANDy BLOOD(豊田)

http://www.kawa-ii.jp/




3店舗です。


協力店舗が増えましたら随時お知らせします。


1枚でもご協力して頂ける方や、店舗クルー、チーム、会社などありましたら 連絡お願いいたします。


each other = 支えあい




僕と関わりがなくても、こういう時にこそ一緒に力を合わせて、協力してくれる方が居れば本当に力強いです。


是非、何かしたいけど何をどうすればいいか分からない、という方が居れば力を貸して下さい。


もちろん、1枚だけを購入してくれても大歓迎です。すべて責任を持って日本赤十字社に全額寄付していきます。


いっしょにこのステッカーを販売してくれる会社やお店などの方はさらに助かります。是非協力して下さい。こちらまでご連絡下さい↓よろしくお願い致します。




、、、あ、ユーモアの無いブログになってしまった、、。





次こそは。

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