2010年8月14日土曜日

モテる俺の秘密

俺はとてもモテる。




いや、とってもモテる。




それは仕方ない。




素敵過ぎる、男の宿命。




受け入れるしかないのだ。




昔は、抵抗もしたけどモテるものは仕方ない、どうやってもモテてしまうのだ。




でも、今は受け入れる事にした。







 つい先日も、こんな事があった、、、




田中は店でモノ作りに励み、俺は店の奥でホームページをせっせと作っていた。




すると、、、




一人の若い女の人が店に入ってきた。




最初は店の中を色々見てまわっていたようだ。




そして、しばらくすると、、、




だんだんと奥まで来て、俺にこう言った、、、




「こんにちは〜。以前、お世話になりました、、、覚えていますか?」




俺は、パソコンからその子に目を向けた。




目の大きなの今風の女の子。




見覚えは、あるような無いような、、、




俺は、




「ん〜?」





〜っと、しばらくその女の子の、つま先から徐々にゆっくりと、スネ、そして膝、、、さらに細いモモ、、、お尻、、、腰、、、へへへ、、、おっぱいを、じっくりと見てから言った。





「何を買ってくれた子だっけ?」





「海で撮影してもらったんですけど、、、覚えてませんか?」





う、海?、、、海、=水着=ビキニ、、、へへへ、、、





『フフフ、、、写真のレンズを俺の目と勘違いしたんだな、、、。




見つめられてる感が伝わって、熱くなったって訳ね、はいはいはい、いつものパターンね。




仕方ないか、これも宿命ってやつだな。




神様も罪深き存在だ。




もっと他に、モテない男に分けてやれないモノかね、、、。





1人勝ちじゃ、俺も責任感じちゃうよな、、、。ま、仕方ない我慢我慢。』




俺は、思い出した。




「あぁ、分かった。二回撮影したよね。海と、美容院で。」





「そうです!!なんて言ったっけ、、、あの美容院の名前、、、」




この子は、名古屋の雑誌スパイガールのモデルの子だった。





“君もなのかい?、、、
俺の魅力の虜なのかな?、、、
フフフ、君は甘いストロベリーのようだね、、、
君は知っているの?、、、
俺の虜になると、どこに流れて、どこに辿り着くのか。、、、
それを知ってて、それでも俺の虜になってしまうのかい?、、、
フフフ君がそこまで言うのなら仕方ないか。
もう、始まってしまったものを止めるには、とても力がいるものだ、、、。
だから、動いたものは、何かにぶつかって止まるまで待つしかないんだね、、、
それでもいいのかい?、、
もう大人だもんね、怪我をしても知らないよ。、、、
もう後ろを振り向いちゃダメだよ、もう一緒に前を向いて危険で、危なげな大人の世界へと、、、、足を”





「あの〜すいません、やっと来ました。なかなか来れなくって、、、見せて下さいね〜。」






、、、あっそう。






これね。これ見にきたのね、、、。






キャンディの商品。





俺じゃないのね、、、





俺を上回るモテっぷりに、嫉妬をおぼえる今日この頃である。






















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