このいたずら電話は、この日だけに留まらず、次の日もその次の日も続いた。
新しい俺たちの遊びと化していて、刺激のある斬新な遊びになっていった。
集まって来る人数も増えて、8人になっていた。
毎日毎日、次々にいたずら電話をかけ続けた。
自分の番が回って来るのをワクワクしながら待っている、という状態で一人いたずら電話1回というルールまで出来上がっていた。
その日も、何十回とかけていて、全員が慣れ過ぎていた。
みんな何も怖くもなくなり、その場に居た8人全員が、ドキドキ感も罪悪感もまったく無い状態だった。
そんな時だった、、、
友達の一人、庄治がいたずら電話をかけていた。
俺は、自分の番が回って来るのを別の部屋で他の友達と喋って待っていた、、、
すると、庄治たちいたずら電話班たちが、ざわめきだちはじめた。
そして、庄治が血相を変えて俺の方に急いでやってきた、、、
「あ、あだちゃん、、、(俺の当時のあだ名)で、電話に出て。」
俺は、何事かと思い電話口に急いだ、、、
受話器を取り耳に当てて、恐る恐る俺は口を開いた。
「も、もしもし?」
すると、信じられない事が起きたのだ。
受話器の向こう側から、押し殺した様な太い男の声が聞こえて来た。
「おぉ〜ま〜え〜は〜、、、あ〜だ〜ち〜ひ〜ろ〜し〜だ〜な〜、、、」
俺は、何が起きているのか理解出来なかった。
『なんでいたずら電話の相手が、俺の名前を知っているんだ!?』
この状況が、目の前で起きている事の意味が分からず呆然とした。
さらに、
「おぉ〜い〜、、、おぉ〜ま〜え〜た〜ち〜、、、い〜ま〜か〜ら〜、そ〜こ〜に〜、、、い〜く〜か〜ら〜な〜、、、」
俺は、ただならぬ状況を察知して、慌てて電話を切ってみんなに言った。
「おい!逃げるぞ!ここに来るって!」
そして、俺は一目散に玄関に行き、あまりの恐怖に靴を持ったまま外に出た!
すると、奥で電話が鳴り響いた、、、
『やばい、、、やばいぞ。お母さんにバレて、また叱られる、、、』
俺は、母に起こられる事が一番怖かった。
すると、その時だ。
バカな、と言うか勇敢な一人の友達のケンちゃんが、鳴り響く電話を取ってしまったのだった、、、
すると、さらに信じられない事が起こったのだった、、、
恐怖の結末は、また明日、、、。
衝撃の完結編に、あなたの身も凍る。
この夏一番の、怪談話にあなたは耐えられるか、、、
もちろんすべて実話です。
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