2011年2月8日火曜日

新幹線の中でそれは起こった、、、



お客様からのおすすめの本、『僕は考える木』を読んだ。








風呂の中で読む本にしようと思い、すべて風呂場で読んだ。









とっても面白い話で、すべて実話。









ジュリアロバーツ主演で映画化が決定したと言っていたが、その後どうなったのでしょう?










僕は3冊同時読みをよくする。









寝る時にベッドの中で読む本、










風呂に入りながら読む本、










ちょっとした空き時間や、車の中で読む本の3冊だ。










本と言えば思い出す。








16才の時、僕は暴走族。










念のため、中型二輪の免許を取得するために浜松自動車学校に合宿免許を取りに行った。










無免許ですでに単車を乗っていた僕は、実技は問題なく乗る事ができると思いきや、自分の乗り方の癖が付いていて、それを直すのに苦労した。









夜は、合宿免許で知り合った人たちと毎夜朝方まで遊んで楽しかった。










昼には、浜松の暴力団の幹部でイケメンでカッコ良い人とも仲良くなり自動車学校での毎日の生活も楽しかった。









そんな毎日が続くと、授業には身が入らず適当になり、予定の7日間で実技の合格点がもらえなかった。








すると、お金が底をついてしまった。









一旦愛知の家にお金を取りに帰ることにした。









一緒に遊び回っていた、同じ部屋だった僕の10くらい年上だった悪そうなお兄さんと、名古屋まで新幹線で帰る事になった。











「寝ていきたいよな?毎日寝てないからなぁ、、、でも、どうやって名古屋駅で起きるか問題だな。」









と、お兄さん。









「俺、新幹線では寝れないから、俺が起こすからいいですよ。俺本を読んでいきますから。」











と僕が言うと










「ホント?助かるわ〜。じゃぁ、頼むよ。」









とすぐに兄さんは寝てしまった。









僕は、当時スーパーヤンキーだったにも関わらず、小説にはまっていて赤川次郎の本すべてを読破しようとしていた頃だった。









読んでいた本は、赤川次郎の『黒い森の記憶』で、この本が超面白かった、、、、、










、、、、、、、、、、が、










僕は、日頃の寝不足続きのせいで本の活字が全部、子守唄的な役割を果たし5分くらいで眠くなってしまった。










『や、やばい、、、。もう眠いぞ。こんなすぐに眠くなったら、名古屋まで持たないぞ。どうしよう、、、』










と、その時だった!!










僕は、













































眠ってしまった♡










エヘヘ














「おい!、、、、おい!、、、、、足立くん!、、、起きろ名古屋だぞ!」
と兄さんの声。










僕は深い深い10年の眠りから目覚めた。









「信じられんなぁ、、、。寝ないって言ったくせに、、、。たまたま後ろの人が俺たちの会話聞いてたらしくて起こしてくれなかったら、終点まで爆睡したままだったぞ俺たち。」









後ろの席の人が、俺が速攻で寝たので思わず笑ってしまったと言っていたそうだ、、、。後ろを振り向くと、おじさんと、おばさんがニッコリ笑っている。









俺は、照れ笑いして頭を下げた。









あれから、24年が経った今。











僕は新幹線の後ろの席に乗っていた人を、探偵ナイトスクープで探してもらおうと、このような手紙を書いた、、、。










『こんばんは。いつも楽しく見ています。僕は16才の時、新幹線の名古屋駅で降りなくてはいけないのに、眠ってしまい、後ろの席のおじさんと、おばさんに起こしてもらったのです。










そこで、優秀な探偵さんにその時のおじさんとおばさんの、娘さんがきっと良い年頃だと思うので、綺麗な人かどうかを確かめて頂きたいのです。










そして、綺麗なら僕に教えて頂いて、綺麗じゃなかったら、当時僕と一緒に乗っていたお兄さんに伝えて1日デートをしたいのです。









綺麗なお姉さんの場合、僕はディズニーランドに行きたいです。









そして一緒にキャーキャー言って楽しみたいのです。










綺麗じゃないお姉さんの場合のデートは適当に決めて下さい。









その場合、当日僕は現場に行きません。










では、よろしくお願いします。』










と、いう手紙だ。









かれこれ、この手紙を探偵ナイトスクープに出してから4年が経つが、いまだに連絡が来ない。










探偵を誰にするかまだ迷っているようだ。









「桂小枝、以外なら誰でも良いです」









と、もう一度手紙を書こうかどうか迷い中である、、、。










エヘヘ、探偵ナイトスクープのくだりは作り話だよ♡





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