2010年10月18日月曜日

愛と支配

ここで、おっぱいおっぱいと書いている俺に




『子育てについての話をもっと書いて』




と言われる事が少なくない。




なので、おっぱいのネタはしばらく封印しようと思う2、3時間。




子育てで、一番気をつけないといけない事は何?





『甘やかせない』とか『厳しく育てる』





きっと、どちらも正解だが、ここで気をつけなければいけない事がある。






これは難しい事で、正直できていない人の方が圧倒的に多いはずである。





でも、自分は出来ている、と思い込んでいる人が多い。





それは、愛と支配を取り違えている子育てである。





子供が道路に飛び出した時、






「危ないでしょ!!飛び出したら車が来たらどうするの!?」






これは、愛。






でも、ここからが難しいから、みんな混同してしまう、、、





道路に飛び出した時に危ない!と言う事は、間違いなく愛がある。





しかし、これが続けばどうなるのだろうか?





では、ここで想像力を働かせてほしい。





先ほど書いた、子供が道路に飛び出したら、と書いたこの子供。





実は、30歳の男だったら?




あなたの歳は、55歳としたら、あり得る話の設定だ。





もちろん、健常者である。





自分から見れば子供である。





ここからが、今回の内容の説明。




子供が、まだ幼稚園児とか、小学生だったら先ほどの話でも問題はない。





道路に飛び出した時に、危ない!!と叱る事は愛である。






が、しかし、、、





これが、その子供が大きくなって大人になっても、






「危ない!!車が来たらどうするの!?」







と、言っていたら、これは愛ではなく支配を疑った方が良さそうだ。






もちろん、この話は分かりやすく例えている例えばの一例であるので、道路に飛び出した時の事、だけを言っているのではない。





これと同様の事柄すべてに当てはめて考えて欲しい。






子供に対して「やめなさい!」と言うような事例はすべて疑ってかかると良いと思う。






愛と支配は似ている。






愛情を持って育てた時、子供が親元を離れて自立する、と言い出した時に親は喜ぶのに対し、、、





支配で育てた時、これと同じ事が起こった場合、その親は苦しむ。





なぜなら、それは子供の事を思っての子育てではなく、自分の思い通りにしたかった、支配からの子育てだったからだ。






自分の元を離れて行く事が、許せないのだ。





実は依存とも関わりが深い。





支配する側、される側に対して依存している場合が多い。






またこの話は別の日に。






あなたの子育てが、愛からしている子育てなのか、支配からしている子育てなのかを判別する方法は簡単だ。







子供が、一人でどこかに行きたいと言い出した時、あなたの心理はどう動くかだ。






可愛い子には旅をさせろ、という気持ちになれるかどうかがその分疑点。






子供は、あなたの私物ではないしペットでもない。





私物化してはいけないのだ。





将来、あなたが苦労しますよ。

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