2010年10月19日火曜日

本当の加害者はどっち?

最近、熊やイノシシが人に襲いかかり世間を怯えさせている。





先日ずっと報道されていた猿が居た。





100人以上が噛み付かれ怪我をしたと被害を訴えていた。






その後、猿は民家の押し入れに閉じ込められて生け捕りにされた。






猿見たさに集まる人の中で、ある一人のおじさんが言った言葉に違和感を持った。








「全然、反省しとらん態度だな。」







、、、反省を猿がする?







何で猿が反省をしなければならないの?








猿が、なぜ人を襲ったのか。







噛み付かれた人は、自分が被害者だという意識を持っている、、、







が、果たしてそうだろうか?






いつも、自分に置き換えて物事を考える癖がある俺は考えた、、、






考える間もなく思った。







もし俺が噛まれたら?








『加害者は俺たち人間だ。』







と、思う。







人間が食物連鎖の頂点に立ち、人間にとって一番良いと思う事を次々にしてきた。







冷蔵庫と冷凍庫が発明されると、食物の保存ができるので自分たちが食べる以上の動物を殺し始めた。







その事が原因で、自然形態が崩壊し絶滅していく数多くの生き物達。







自然を破壊し山を削り、人間の欲望のためだけにすすむリゾート開発。






今まで住んでいた家を失い、山の奥地へ追いやられて行く動物達。







ここで、考えてみる。








『もしも自分たちが同じ事をされたら?』、、、と。








今、住んでいる家がある日突然何者かによって突然破壊されて行く。







命からがら家族たちと山の奥へと追いやられる。






食べ物が減り、子孫繁栄しても食べる物自体の数が無いので子孫繁栄ができなくなっていく。







それが長年続き、集会が開かれ我々人間を脅かせている何者かに恨みを果たそうという勇敢な若者が現れる。







その勇者は、一人で何者かに立ち向かう、、、






そこで、取り押さえられ加害者にされて何者かによって殺される、、、






これと同じ事を人間以外の生物にしているのだ。







神様が怒っているに違いない。








反省するのは人間なのか、動物のどちらなのか?


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