今日は真面目に本気で書きますので、最後のオチを期待している方は読み飛ばして下さい、、、とか言って書くんでしょ?
と思っている人、、、さぁどうでしょう?
観てました。ワールドカップ、パラグアイ戦。
日本国民を敵に回すかもしれないけど、
PKを、“なぜ外したのか?”
、、、入れなくてよかった。
この悔しさは並じゃないはず。今までの負け方とは質が違う。
それまでの日本代表の選手は、どこか“格好つけて”いてチャラチャラした感が拭いきれなかった。
チームも今ひとつ一体感に欠け、それぞれの選手のプライドが邪魔をしてみんなが心を閉ざしていたのだろう。
チーム内で個人同士のクダラナイ戦いをしているうちは、“井の中の蛙”状態から脱する事は出来る訳が無い。
でも、予選リーグで本田がゴールを決めたその瞬間、本当の意味でやっと一つにまとまった。
『もしかして、俺たち勝てるかもしれない。』そう思った選手たちは気付いた。
『何をバカなプライド戦をチーム内でやっていたんだろう?』と。
本田の獲ったその点を、“何とかして守りたい”、という一つの目標が選手内で方向が決まった。
初めて、代表選手内に統一された目標のように感じた。
『やっと一つにまとまった。』
そう思った。
そして、パラグアイ戦。
あの泥臭さを見せる事ができた事が、何よりの成果であり報酬だ。
勝ってたら、きっと次の試合は『普通』に負けてしまっていただろう。
それではダメなのだ、、、。日本が本当の意味で、次のステージに上がるためには。
あの泥臭いプライドも見栄も無い試合の“余韻”のまま帰国しなくてはならなかったのだ。
あの一致団結したチームの結束を、色濃く
『日本の国民の心に焼き付ける』
には、あそこで、あの負け方をしなければならなかったのだと思う。
駒野が外したんじゃない、、、。
全員ではずしたんだ。
もっというならば、日本国民全員、いや我々が外したPKだったのだ。
次のステージに行くためには、あの質の悔しさと負け方が必要だった。
勝っていても日本のJリーグやサッカー界は盛り上がっただろうが早い段階で、その熱は冷めていったであろう。
だが、今回のあの試合をしたからこそ、Jリーグに、“質の高い人気”が巻き起こるだろう。
ミーハーだけでなく、本質である
“潜在的な魂が揺さぶられた未来の日本代表で必ずベスト4に導くであろうリーダーになるべき素質の持ち主たち”
が、この試合で火がつき、サッカー界に姿を表すであろう必ず。
そのために必要だった、あの試合なのである。
あの選手たちが悔しいのではない。
日本国民が悔しいのだ。
だからこそ、あの試合の悔しさが未来の日本代表選手達の、
“今後のモチベーション”
に必要なのだ。
あの試合の仇をとるために必要なのだ。
まだ、日本代表選手たちには何か『学ぶべき事』があるのだろう。
まだ『成長する何か』があるのだろう。
もし、あのまま次のステージにいってしまっていたのなら代表選手たちは、ただただ勘違いの鼻持ちならない天狗になって、ますますチャラチャラしていただろうと思う。
本物の強さを身につけるために通らねばならなかった道だったのだ。
駒野もまた、個人的成長のためにPKを『外さねばならない理由』があったはずなのだ。
それは駒野本人が今後の人生の中で必ず見つけ出すのであろう。
何か悟るためにその必要があったのだ。
何年か後で、かならずあの試合で学び、成長した事を語るときが訪れるであろう。
そして、あの試合で
“外して良かった”
と思える日が必ずやってくるだろう。
あの試合は、選手たちは真剣に戦った。そしてあの負け方をする必要があったはずだ。
そう信じよう。
“並じゃない悔しさや挫折”
は、成長のためには必ず必要な糧なのだ。
それを燃やして次のステージにやっと到達するのだ。
モチベーションをずっと保つには、
“よく燃える最高の燃料”
が必要だ。今回、その最高の燃料を日本代表たちは手にしたのだ。
もし勝ってしまっていたら、、、この最高の燃料は手に入れる事が出来ただろうか?
きっと並で普通の、『すぐ消えて無くなってしまう今まで同様のありふれた燃料』しか手にできなかったはずである。
本当に最高のプレゼントを持ち帰ってくれる事に感謝したいと思う。
必ずや、近い将来日本代表は、ワールドカップでベスト4入りを果たすであろう。
4年後か?8年後か。
さぁ、期待して一緒に戦おうではないか。
終わり。
賛同者、、、よろぴく、、、。居ないか。↓
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