2010年7月23日金曜日

不思議体験

数日前、貴重な体験をした。




これを上手に書けるかどうか迷っていたので、なかなか書けずに今日まで日が経ってしまった。




最近、ずっと朝早くから夜遅くまでひたすらモノ作りの毎日。




モノ作りに没頭している時は、時間の概念が消えてあっという間に5〜6時間が過ぎるなんて当たり前の生活サイクル。




そして、その日の夜中の3時頃だろうか、、、




究極に眠い状態のまま起きていたので就寝の時には、強烈な眠気のままベッドに入った。





が、強烈な眠気なのに眠れないのだ、、、




眠るタイミングを完全に逃してしまった、と思ったその時だった。





目を瞑っているので、『目の前』と表現すると、ちょっとおかしいけど、目を瞑っている状態の時の、『目の前』に、、、




水の上に出来る波紋のようなものが、数十個現れては消え、現れては消えていく、、、




この時、もちろん目を瞑っているので、まぶたの裏側にあたるのかな?目の前と言っても頭の中で見える状態。、、、(伝わるかな?これを伝えるのが難しいな、と思ってた事のひとつだ。)




そして、不思議と言うのはココからだ。




何が不思議かって、その現れては消える、という波紋の中をよく見ると、、、




その日あった出来事の破片が、見えているのだ。




無数に、そこら中に。




数十個ある波紋の中に、それぞれひとつずつの『その日あった出来事』の断片が映像で映っている。



そして、ひとつひとつが動いている。




もちろん意識はバッチリあるので夢でも無いし空想でも妄想でもない。





俺は、一瞬




“怖い”





と、思いかけたが、すぐさま『これをじっくり見てやれ!これが今、俺に起こっている現実だ、』





と、言い聞かせ、じっくりと見ていたのだ。




すると恐怖感は一瞬にしてゼロになり平常心のまま観察ができた。




波紋は、大きさで言うと感覚だがひとつが、10センチくらいになると消えて、また新たに別のあちこちの場所で、次々に波紋が現れる、、、



現れる時は、1センチくらいだが、すぐにフワ〜っと大きくなり、消えていく。




時間にすると、見えていた時間の合計が1分半くらいだったかな。





見ながら、ある事がすぐ思い当たった。





『あ、一日の記憶の整理はこうやってホルダーに分けられていくんだ!』




と、感じたと同時に、脳の凄さと言うか不思議さ、偉大さ、を身体で感じさせられた。




っていうか、これ誰かが遠隔操作してるでしょ?って感じだった。




自分の意志とはまったく関係ないところで、毎晩これが行われているんだ、と思うと人間って凄いと思ったし、数日前にも書いたが『神様』は絶対に居るんだな、と改めて感じる瞬間だった。



波紋は、広角にそこら中にランダムで現れては消えていくのだが、そのどこに焦点を合わせても、しっかりとその日にあった出来事の断片がそれぞれ上映されているのだ。




もっと、詳細に書くならば、波紋という表現よりも、大雨がガラス窓に打ち付けたときの、雨の雫に近い。




雨の雫が、最初空から降って来て、個体で窓ガラスにあたり、ベチャッと潰れて窓ガラスに馴染んで消えていくような状態の方が近いかな。




その窓ガラスにあたった瞬間に、その映像がそれぞれ、あちこちに映っている、という感じだった。




究極に眠い状態だったので、脳が錯覚を起こして




“よし、もう寝たぞ、さぁ今日一日の記憶を整理するぞ、”




と、俺がもう寝てるものだと勘違いして始めてしまったのだろう。




それにしても、不思議な脳の仕組みを見れて、とてもラッキーだ。




俺の記憶に入り込みたい女子へ。
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