悪党と善人

豊橋の鉄屋さん、ホウキンの伊藤社長が店に恐喝に来た、、、

この写真は、俺の隙を狙って目を突こうとしている瞬間をとらえた決定的瞬間の写メである。

決定的瞬間を撮ったカメラマンは、田中だ。

田中が、異変に気づきこの瞬間を隠し撮りしたのだった。

これを、テレビ局に投稿しようと思う。証拠写真として、、、

豊金興業伊藤社長

「金を出せ。」

一般市民の俺

「ありません。」

豊金興業伊藤社長

「鉄屋を舐めるんじゃねーぞ。」

善良な一般市民の俺

「舐めてません、許して下さい。」

豊金興業伊藤社長

「何度も同じ事を言わせるな、金を出せ。」

超善良な一般市民の俺

「何でですか？お金はありません。」

豊金興業伊藤社長

「今までに一度でも鉄を触った事があるだろう？鉄棒をした事だってあるだろう？だから出せ。鉄触り代金だ。過去の分すべてだから、１億、、、と言いたい所だけど１００万円にまけてやる。」

か弱な、超善良な一般市民の俺

「そんな、、、鉄触り代金を支払うなんて初めて聞きました、、、」

、、、こんなやりとりをした後、お互いが歩み寄りました、、、

豊金興業伊藤社長

「↑豊金興業は、昔の名前だ。今は“株式会社ホウキン”にして可愛げのある鉄屋さんだ。小さな子供からお年寄りの皆様にも親しみのある会社になったんだよ。」

か弱で超善良な一般市民の模範中の模範の俺

「あぁ、それなら知ってますよ。あのロゴマークは豊橋の人はみんな知っていますよね。」

ホウキン社長伊藤ちゃん

「おぉ、知っているのか？それなら話が早い。お金は無料にしてやる。」

俺

「ホントですか？あぁ〜よかった。」

こうして仲良くなって、意気投合していきました。

隙も狙われなくなりました。

愛知県の東三河と西三河地方の皆さん、鉄を扱っている鉄工所に知り合いは居ませんか？

ホウキンで鉄を仕入れてみてはいかがでしょうか？

普通の鉄屋さんとは、ひと味もふた味も違う考え方や理念を持つ素晴らしい価値のある鉄屋さんですよ。

ホウキン

田中

「さっきは、決定的瞬間を隠し撮りしてすいません。悪党に見えたもので、、、善人だったんですね♡鉄を扱ってるのに、堅さだけじゃなく、柔らかさも兼ね備えているんですね。」

田中は言う、壁を感じさせない話しやすい人だ。と、、、

我以外皆師匠、と伊藤ちゃんが言っていたが、俺もまったく同じ意見。

だから、話をしていても楽しいし田中の話も真剣に聞いてくれるのだろう。