2010年9月6日月曜日

放火

新聞に載った事があるだろうか?





小学2年生の時だった。





俺は友達のSと一緒に、もう一人の友達Kのうちに遊びに行った。




少し歩くと道路にマッチ箱が落ちていて、俺はそのマッチ箱を拾った。




そして、途中の小さな雑木林で俺はマッチを擦って火を点け、葉っぱを燃やして少し遊んだ。




俺は、これは持って行くとハメを外し、良からぬ事を起こしそうだと思い、マッチ箱をそこに捨てた。




俺と、SはKのうちに到着し、家の中で遊んでいたが、飽きて来たので外に遊びに行った時だった、、、




Sが、言った。




「さっき、あだちゃん(俺のあだ名)が捨てたマッチ、俺持って来た。」





俺は、




「ウソ?貸せ!」




俺は、Sからマッチ箱を受け取ると、Kの家の前の空き地に3人で行った。




その空き地は、草が多い茂っていたので、その草を燃やして遊んだ、、、




最初は、燃えるとすぐに




「消せ消せ!」




と、足で踏みつけて消していた。





4回目のマッチを擦った時だった、、、




火がどんどん大きくなった。




Sが、




「消す!?、、、消す!?」




「まだ大丈夫、、、まだ。」




そう俺が遮った。




すると、突然俺たちの背の高さ以上の火柱が立ち上がった、、、




俺は、ヤバいと思い




「消せ!」




二人と一緒に消そうとしたが、まったく無理だった。





バチバチと音をたてて、火がどんどん勢い良く燃えて行く、、、




大きな段ボール箱が折り畳んで落ちていたのを俺は見つけた。




俺は、それを3人で持って、何を思ったのか、、、




3人でその折り畳んである段ボールを大きく扇いで火を消そうとしたのだった。




火は、ますます大きくなり、一気に大きくなった。




今なら、その段ボールを燃えている草に倒し、踏みつけて消すだろうが、火は吹き消すもの、という認識だったので扇いでしまったのだった、、、




火が消えず、大きくなるのが分かると俺は言った。




「逃げるぞ!、、、逃げろ!」




俺たちは、一目散にその場を走って逃げたのだったが、、、




思いも寄らぬ結末が待っていたのだった、、、

















その結果は、、、明日に続く。

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