新聞に載った事があるだろうか?
小学2年生の時だった。
俺は友達のSと一緒に、もう一人の友達Kのうちに遊びに行った。
少し歩くと道路にマッチ箱が落ちていて、俺はそのマッチ箱を拾った。
そして、途中の小さな雑木林で俺はマッチを擦って火を点け、葉っぱを燃やして少し遊んだ。
俺は、これは持って行くとハメを外し、良からぬ事を起こしそうだと思い、マッチ箱をそこに捨てた。
俺と、SはKのうちに到着し、家の中で遊んでいたが、飽きて来たので外に遊びに行った時だった、、、
Sが、言った。
「さっき、あだちゃん(俺のあだ名)が捨てたマッチ、俺持って来た。」
俺は、
「ウソ?貸せ!」
俺は、Sからマッチ箱を受け取ると、Kの家の前の空き地に3人で行った。
その空き地は、草が多い茂っていたので、その草を燃やして遊んだ、、、
最初は、燃えるとすぐに
「消せ消せ!」
と、足で踏みつけて消していた。
4回目のマッチを擦った時だった、、、
火がどんどん大きくなった。
Sが、
「消す!?、、、消す!?」
「まだ大丈夫、、、まだ。」
そう俺が遮った。
すると、突然俺たちの背の高さ以上の火柱が立ち上がった、、、
俺は、ヤバいと思い
「消せ!」
二人と一緒に消そうとしたが、まったく無理だった。
バチバチと音をたてて、火がどんどん勢い良く燃えて行く、、、
大きな段ボール箱が折り畳んで落ちていたのを俺は見つけた。
俺は、それを3人で持って、何を思ったのか、、、
3人でその折り畳んである段ボールを大きく扇いで火を消そうとしたのだった。
火は、ますます大きくなり、一気に大きくなった。
今なら、その段ボールを燃えている草に倒し、踏みつけて消すだろうが、火は吹き消すもの、という認識だったので扇いでしまったのだった、、、
火が消えず、大きくなるのが分かると俺は言った。
「逃げるぞ!、、、逃げろ!」
俺たちは、一目散にその場を走って逃げたのだったが、、、
思いも寄らぬ結末が待っていたのだった、、、
その結果は、、、明日に続く。
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