2010年6月9日水曜日

血を見るのはどっち!?男同士の大喧嘩!

前回に引き続き、リクエストデーです。


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『なんだ、こいつ!!』






昨日の事だ。俺が近所の本屋さんで、男たるものの美学を勉強するための、何か良い本がないだろうか?






と、本を立ち読みしていたときの事だ。






俺が『男たるもの』の読むべき本を見ながら、







『お、、、エロいなコレ、、、』







と、色んな意味で立ち読みしていたその時だ。







俺のすぐ横に、ひとりの男が立って、俺の目の前の本を物色し始めた。







『なんなんだ、こいつは!?、、、人には不快に思う距離ってもんがあるだろうが!?、、、お前知らんのか!?』








と、腹がたったので譲る事無く俺はその場を微動だにしなかった。








俺は男の中の男。







ビビリはしない。







それでも、その男は何も気付かない様子で、まだ俺の前の辺りにある本だけを、探っているのだ。







『、、、おい、おい、お前、と。』







俺は思った。







『あのなぁ、普通、ちょっと遠慮して、もう少しあとから探そうとかって思うのが普通だろ?、、、大人げないヤツだ!』








と、思いながらも俺は男、微動だにしない。








すると、今度はその男が、俺の前の本を床に落とした。








俺は男。身動き一つしない、、、まさに男の中の男。







すると、どうするかなぁ?と見ていたら、本を拾わない!!







『な!、、、なんたる事か!?われ!コラ!!』








俺は堪えたね。まさに男の中の男。








俺は、女性店員さんがチラチラこちらを見ているのに気付いた。








『フフフ、、、また今日も一人の女を虜にしてしまったようだな、、、。』







俺は、大人の男。言ってみれば、大人の男の中の男って事だ。







いくら男同士の争いだからといって、ここまで意固地になるのも、大人の男の中の男がすたる。







ここは、ひとつ俺が引いてやるか、、、。








俺は、その男にそこを譲ってやろうとしたその時だった、、、、、




























「こら、裕君、そんな所に居たのぉ〜?ダメでしょ。」







と、一人の女性が俺に向かって







「すいません。」






と頭を下げた。







俺は言った。







「あ、いえいえ、とんでもないです。」








その男、

























2才くらいの男の子だった、、、。






まだまだ若いヤツには負けないぜ。




俺は大人の男の中の男。



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