“沈まぬ太陽”
を、遅れ馳せながらやっと観た、、、
3時間以上の長丁場だったが、時間を感じさせない映画だった。
基本的に、邦画は嫌いでほとんど観ないのだが、描いているものに興味があって出ている役者によっては“観る”という生意気なスタンスをとっている。
この映画、長いがとても分かりやすい。
その点を注意して製作してあるな、と思わせる撮り方だった。
長いからこそ、その配慮がなされているのではないだろうか。
でも、最後が気に入らない。個人的に、、、
観客が何を観たいのか、何を望むのかが、ストーリーが進むにつれてハッキリと明確に分かるはずなのに、、、
途中で、
『こいつらめ!必ず最終的には大変な目に遭うんだろうから、今は堪えよう、今は堪えよう、、、』
と、テレビに向かって飛び蹴りするのを何度も堪えながら観てたのに、、、
あの終わり方で満足してスカッとする人って居るんだろうか?
あれだけ分かりやすい進み具合ならば、最後まで明確に分かりやすく“ベタ”でいいから、そうやって見せて欲しかった。
不完全燃焼だ。
観客は、悪に対して『ザマーみろ!』と思いたいのだ。
だって、そうなる事を予想させた作りになってるじゃんか、、、。
最終的には、悪は滅びる的にはなってるけど、視覚でもっとそれを見たかった。
視覚で、という所がかなりのポイントだよ。
考えさせる映画なら話は別だけど、この映画の場合はこれだけ長い時間かけて分かりやすく見せていたのに、最後は想像してね、どうなったのか?的な袋とじ的要素を残して終わってる。
観たいのは、悪人のガックリした顔。
観たいのは、悪人の泣き顔。
観たいのは、悪人の怒り狂った顔。
観たいのは、Eカップで上をツンと向いた色白の綺麗なおっぱいである。
それなのに、、、それなのに、、、
3時間以上も大の大人が体操座りして、
『エアコン、ちょっと寒すぎたかな、、、でも今映画観てるしなぁ、、、我慢我慢。』
と、寒い中、コーラーを飲みながら観てるんだよ。
裸になるんじゃなかった、、、
だったら、エアコンの切り替えを除湿にして、28度くらいの設定で観ればよかった、って思っちゃう。
21度で、冷房だよこっちは。
しかも裸。
だって、沈まぬ太陽ってタイトルだったじゃん。だから暑そうじゃん。だから冷房の21度にしたのにさ。
結局、太陽沈んでたし。夜のシーンで。
『騙された』って思たよ。
で、あの終わり方だもん、、、
除湿の28度にすればよかった。
差額の7度返して。
この場合、差温っていうの?
7度は大きいよ。
「7度くらいで小さい事言うんじゃない!」
って言うかもしれないけどさ。
7度で、笑う奴は7度に泣く事になるよ。
今日は7が好きな人だけでいいや、、、↓7回押してね。
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